第661回 相続税の基礎控除

今回も、東京国税局の元国税専門官で、現在は、フリーライターの、小林義崇さんをゲストにお招きし、中小企業の上手な節税の方法についてお伺いしていきます。今回は、相続税を少なくする相続のしかたについてお伺いします。

小林さんによれば、相続税には、一定の金額は課税されない基礎控除額があるそうです。基礎控除額は、3,000万円と、さらに、相続人の数に600万円を乗じた金額を加えた額になるそうです。例えば、相続人が、被相続人の配偶者と、子2人の場合、4,800万円になるそうです。ただし、中小企業経営者の場合、自社株と経営者の個人の財産を合わせると、この基礎控除の額を超えることが多いということです。

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