第659回 どん底からの復活を目指して

今回も、山梨県の土着スーパーの元社長の小林久さんをゲストにお招きし、小林さんのご著書、「続・こうして店は潰れた」の内容にもとづき、小林さんのスーパーマーケット経営者としてのご経験をお伺いして行きます。今回は、やまとが破産したあと、小林さんはどうなったのかということについてお伺いします。

小林さんによれば、かつて、「やまとは韮崎市のライフライン」と言われていたにもかかわらず、やまとが破産したあとは、ライフラインの水道が韮崎市によって止められてしまったそうです。やまとの融資の連帯保証人であった小林さんの財産である家も売却され、弁済にあてられたそうです。リース車も、リース会社に返さなければならなくなったそうです。そして、小林さんは、周囲から犯罪者のように見られることもあり、精神的に追い込まれていき、破産後に自ら命を絶った人の気持ちも理解できるくらいになったそうです。

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