第658回 スーパーやまとが倒産した5つの理由

今回も、山梨県の土着スーパーの元社長の小林久さんをゲストにお招きし、小林さんのご著書、「続・こうして店は潰れた」の内容にもとづき、小林さんのスーパーマーケット経営者としてのご経験をお伺いして行きます。今回は、やまとが倒産してからどうなっていったのかという経緯についてお伺いします。

やまとが倒産した日、小林さんは、まず、弁護士のところへ行き、その指導に基づいて、やまとが倒産した旨の告知文を各店に掲示したそうです。また、各店の店長を集め、やまとが倒産したことを、従業員、取引先に説明するよう指示したそうです。さらに、新聞記者が取材に来たので、それに応じたところ、翌日の地元紙の1面に取り上げられたそうですが、好意的な内容の記事だったそうです。閉店後のやまとでは、従業員の方が、棚の商品をバックヤードに戻す作業を献身的に行ってくれたそうです。

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