第578回 実質無利子の制度融資

今回も、この番組の制作者である、中小企業診断士の六角が、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている中小企業への、資金繰支援策についてご説明いたします。

まず、前回、十分な情報をお伝えできなかった、民間金融機関の実質無利子融資について、5月1日から受付が始まりましたので、その内容についてお伝えします。この実質無利子融資は、それに対応した自治体の制度融資を利用することが前提になります。

すなわち、いったん、その制度融資に基づく融資利息を銀行に支払い、後日、融資利息相当額の利子補給を、その自治体から受けることになります。ただし、利子補給の条件が融資額3,000万円までであることから、制度融資そのものの限度額も3,000万円となっているようです。

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第577回 コロナ関連資金繰支援策の概要

今回は、この番組の制作者である、中小企業診断士の六角が、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている中小企業への、資金繰支援策についてご説明いたします。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けている中小企業への資金繰支援策としては、まず、信用保証協会の保証では、2月にセーフティネット保証4号・5号で別枠2.8億円、3月に危機関連保証で別枠2.8億円を利用できるようになりました。

ちなみに、それぞれの保証を受けられる会社のおおよその要件を説明すると、セーフティネット保証4号の認定を受けることができる会社は、売上が前年比20%以上減少した会社、5号は対象587業種で売上が前年比5%以上減少した会社、危機関連保証は、売上が前年比15%以上減少した会社です。

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第576回 SCMとBCP

今回も、中小企業診断士の神谷俊彦先生にお越しいただき、神谷先生が2月にご出版された、「図解でわかるSCMいちばん最初に読む本」から、SCMとBCP(事業継続計画)についてお伺いしました。

神谷先生によれば、現在、日本の経済活動が、新型コロナウイルス感染症の影響を受けていることもあり、サプライチェーンの維持のために、BCPは必須になっているということです。すなわち、SCMで最も大切なことは、サプライチェーンを維持するためのリスク管理であり、それは、BCPを作り、非常時に備えることでもあるということです。

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図解でわかるSCMいちばん最初に読む本

新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に関するご質問等の募集について

新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に関するご質問等の募集について

現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、日本では多くの中小企業が影響を受け、そのための政府からの支援策も次々に打ち出されています。そこで、近日、資金繰などを中心にした、支援策の活用法などについて解説したPodcast番組を配信しようと考えています。

ついては、その番組の配信に先立って、Podcast番組リスナーの方から、支援策の利用法や活用法に関するご質問や、手もと資金が不足する中でどのように対処して行けばよいかといったご質問やご相談を募集し、番組の中でご回答させていただこうと考えています。

質問例

(1)セーフティネット保証のついた融資を受けようとしたが、希望額通りの承認が得られなかった。こんご、資金が不足しそうになったら、どのようにすればよいか?

(2)セーフティネット保証のついた融資で、既存の融資の借換ができるときいたが、どのように申し込みすればよいのか?

(3)セーフティネット保証のついた融資で、5年間元金据え置きができるときいたが、どのように申し込めばよいのか?

(4)こんかい、危機関連保証が初めて発動されるときいたが、セーフティネット保証とどういう違いがあるのか?

(5)リスケジュールを依頼するか、新規融資の申し込みをするか検討している。どのように判断をすればよいか?

(6)受注が減少し、当面、事業活動を停止しなければならない状態にある。従業員の士気も下がっている。こんご、どのようなことをして行けばよいか?

もし、上記のようなご質問やご相談がありましたら、こちらのフォームからお寄せいただきたいと思います。→ [ご質問応募フォーム]

なお、番組でご質問にご回答する場合は、ご質問者の方のお名前や業種などは伏せてご回答いたします。また、およせいただきましたご質問は、必ずしも、すべてにご回答するとは限りませんので、あらかじめご了承ください。

さらに、ご質問をいただいた方で、ご希望される方には、私の著書を贈呈させていただきますので、ご希望される方は、質問フォームの「本文」欄の中に、郵送先(郵便番号、ご住所、お名前)をご記入ください。お知らせいただいたご住所等は、書籍の発送以外には利用いたしません。また、お送りする書籍については、小職が任意に選ばせていただきますので、あらかじめご了承ください。

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第575回 SCMと3PL

今回も、中小企業診断士の神谷俊彦先生にお越しいただき、神谷先生が2月にご出版された、「図解でわかるSCMいちばん最初に読む本」から、SCMとサードパーティーロジスティクス(3PL)の関わりについてお伺いしました。

神谷先生によれば、最近は、高速道路のインターチェンジなど、交通の要衝に大型物流センターがたくさん建てられるようになってきているということです。それは、ロジスティクスで求められることは、効率化による低コスト化や配送の迅速化であり、それに対応した施設が望まれているからだそうです。

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図解でわかるSCMいちばん最初に読む本

第574回 SCMとロジスティクス

今回も、中小企業診断士の神谷俊彦先生にお越しいただき、神谷先生が2月にご出版された、「図解でわかるSCMいちばん最初に読む本」から、SCMとロジスティクスの関係についてお伺いしました。

神谷先生によれば、日本では、ロジスティクスとは、物流問題を指す言葉とされることがあり、SCMにおいて、物流問題は重要な要素を占めることから、ロジスティクスそのものがSCMと同様に考えられることがあるそうです。しかし、神谷先生のご著書では、ロジスティクスは、ひとつの会社に関する物流を指すもの、SCMは、複数の会社にまたがる物流に関するものと考えて説明しているということです。

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図解でわかるSCMいちばん最初に読む本

第573回 SCMとERP

今回も、中小企業診断士の神谷俊彦先生にお越しいただき、神谷先生が2月にご出版された、「図解でわかるSCMいちばん最初に読む本」から、SCMとERPの関係についてお伺いしました。

神谷先生は、新刊を書くにあたって、最近、急速に増加しているSCM担当者が、SCM担当者の役割と重要性を理解してもらえるようにしようとすることを意識したそうです。その重要性を示すものとして、ドラッカーが、「競争上、収益上意味を持つコストはプロセス全体のコストである」と述べているそうです。

すなわち、サプライチェーンにおいては、それを構成している会社が、自社の利益の最大化を目的とするのではなく、サプライチェーン全体のコストが最小化するよう、サプライチェーンに参加している会社同士の連携を重視しなければならないということであり、それが神谷先生のご著書の基本的なテーマになっているということです。

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図解でわかるSCMいちばん最初に読む本

第572回 ビジネスモデルとしてのサプライチェーン

今回も、中小企業診断士の神谷俊彦先生にお越しいただき、神谷先生が2月にご出版された、「図解でわかるSCMいちばん最初に読む本」から、ビジネスモデルとしてのサプライチェーンについてお伺いしました。

神谷先生によれば、中小企業の多くは、サプライチェーンの一部を担っていますが、自社がサプライチェーンのどこを担っているのかを把握することが大切ということです。それを認識しておくことで、自社の強みをより活かせるビジネスモデルを構築できるようになるということです。

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図解でわかるSCMいちばん最初に読む本

第571回 SCMは経営

今回は、中小企業診断士の神谷俊彦先生にお越しいただき、神谷先生が2月にご出版された、「図解でわかるSCMいちばん最初に読む本」から、SCMの概要についてお伺いしました。

神谷先生によれば、SCMは、すでに経営の専門用語ではなく、一般的に広く使われるくらい、多くの方が知っていることばになっているそうです。具体的には、Supply Chain Management(供給連鎖管理)の略語で、材料の供給→製品の製造→最終需要者への配送までの一連の流れを最適化するための管理を指すそうです。

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図解でわかるSCMいちばん最初に読む本

第570回 コンビニエンスストアの働き方改革

今回も、特定社会保険労務士の安紗弥香先生にお越しいただき、コンビニエンスストア働き方改革についてお尋ねしました。

安さんによれば、2019年から働き方改革に関する関連法が成立し、その代表的なものは、有給休暇の強制取得だそうです。一方で、コンビニエンスストアでは、時給が上昇している上に、スタッフに有給休暇を取得させようとすると、さらに新たなスタッフを雇用しなければならなくなるので、結果として人件費が増えることになり、オーナーはなかなか踏み出すことができないでいる例が多いそうです。

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コンビニ社労士 安紗弥香